バレリーナ Adeline Genée DBE アデリン・ジェニー [b18]

イギリス１９００〜１９１０年頃。

Dame Adeline Genée DBE (6 January 1878 – 23 April 1970)
アデリン・ジェニー　１８７８年デンマーク生まれのバレリーナ。

３歳のときに叔父からダンスのレッスンを受けるようになり、８歳のときに彼の養女となる。１８９５年からは、コペンハーゲンやベルリンなどのオペラハウスのプリンシパルダンサーとして活躍。１８９７年からはイギリスのエンパイアバレエ劇場に１０年間在籍した。
１８３０年代を彷彿させるような衣装を着て踊ったことから、ドレスデンの陶器人形のようだ、と人々から言われるようになった。
１９０７年にアメリカに渡り、ニューヨークの劇場で公演した。当時の宣伝ポスターには「世界一のダンサー」と書かれた。
１９１０年にFrank S. N. Isittと結婚したのちも、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドへと行き、各地でバレエ公演を行った。

現在、彼女の名前は「アデリン・ジェニー国際バレエコンクー ル」として残り、世界でも権威のあるダンスコンクールとして有名である。