アイダ・オースワイト Ida Rentoul Outhwaite 妖精たちの不思議で美しい世界

アイダ・オースワイト (1888 – 1960)

世界的に有名になった初のオーストラリア出身の女性作画家。
2歳になる前に鳥の絵が描けたというエピソードを持つオースワイトは、わずか15歳で最初の本を出版しました。

1910年代からは妖精たちの不思議で美しい幻想的な世界を多く描くようになり、その大胆な構図と繊細で美しく描かれたファンタジーな絵は多くの人々を魅了しました。
1920年にイギリス・ロンドンでオースワイトの展示会が開催されるとすぐに人気に火が付き、イギリスでも子ども向け本やポストカードが発行されました。イギリスのメアリー王妃もオースワイトのファンのひとりで、1921年にロンドンで開催された展示会を訪問し、オースワイト作のポストカードを親戚知人に送ったという逸話も残されています。

現在でも人気のある作画家のひとりで、オースワイト作の挿絵入りの本や印刷物（1903-1930年代発行のオリジナル）は海外で高い評価を得ている人気商品です。

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